INTRODUCTION 108 : 悲しみの嗜み


京都に任天堂という企業があります。

日本有数のこの企業にはある特徴的な採用条件がありまして、

それは『オタクは取らない』というものです。

一元的な視野を持ちがちな人種は柔軟性に欠けるから

というのが一応の理由だそうです。




こういった要素はFOILISTにとっても重要でして、

FOILしか集めないというのはFOILISTではありません。

『FOILも集める』、『非FOILも集める』

そうすることでFOILの価値を真に理解できるのです。




そんなことをコレクションの整理中に感じたりしました。

写真のカードは我が非FOILコレクションの一つ『大天使』です。

1999年に発刊されたGOTTAという雑誌の創刊号に付録として作られたものでして、

もう1つ茨の精霊がありました。

当時販売されていた6版のボックスアートとしても採用されており、

皆このイラスト目当てにブースター開けたらポータルの絵柄で絶望したものです。




ちなみにコミックGOTTAには『MAGIC URZA & MISHRA』という漫画が連載されていました。

若かりし日のウルザとミシュラの物語でして、

劇中で幼女の姫(ヨーティアのカイラ)と結婚しているウルザに対して、

現在で言うところの『リア充死ね』的な感情をコンビニで立ち読みしながら持ったものです。




こう綴っていると懐かしくなったので単行本を購入しようかしら。

このようにして連鎖的にコレクターはお金が無くなっていくのです。


まさに悲しみの嗜みというやつですね。

コメント

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

最新のコメント

この日記について

日記内を検索