INTRODUCTION 108 : 悲しみの嗜み
2011年6月28日 TCG全般京都に任天堂という企業があります。
日本有数のこの企業にはある特徴的な採用条件がありまして、
それは『オタクは取らない』というものです。
一元的な視野を持ちがちな人種は柔軟性に欠けるから
というのが一応の理由だそうです。
こういった要素はFOILISTにとっても重要でして、
FOILしか集めないというのはFOILISTではありません。
『FOILも集める』、『非FOILも集める』
そうすることでFOILの価値を真に理解できるのです。
そんなことをコレクションの整理中に感じたりしました。
写真のカードは我が非FOILコレクションの一つ『大天使』です。
1999年に発刊されたGOTTAという雑誌の創刊号に付録として作られたものでして、
もう1つ茨の精霊がありました。
当時販売されていた6版のボックスアートとしても採用されており、
皆このイラスト目当てにブースター開けたらポータルの絵柄で絶望したものです。
ちなみにコミックGOTTAには『MAGIC URZA & MISHRA』という漫画が連載されていました。
若かりし日のウルザとミシュラの物語でして、
劇中で幼女の姫(ヨーティアのカイラ)と結婚しているウルザに対して、
現在で言うところの『リア充死ね』的な感情をコンビニで立ち読みしながら持ったものです。
こう綴っていると懐かしくなったので単行本を購入しようかしら。
このようにして連鎖的にコレクターはお金が無くなっていくのです。
まさに悲しみの嗜みというやつですね。
コメント